【外構工事】砂利を敷いたら後悔する?

自宅の外構に、砂利を導入しようと考えている方は多いかと思います。
実際砂利は安価なので、駐車スペースは土間コンクリートにするため予算をかけ、反対に家の周りの犬走りは費用を抑えるために砂利にするという選択をする方も。

しかし、砂利を敷いて数年後、建築時には予想もできなかった事態に直面してしまうことがあるようです。

今回は砂利を敷くと後悔しかねない、その特徴についてご紹介したいと思います。
砂利の施工を考えている方は、じっくり検討してみてください。

■外構工事の砂利とは?

外構に施工する砂利とは、岩石などを人為的に砕いて粒の大きさをそろえた建材のことです。
角がなくなるよう丸く加工した白玉砂利や、粒の細かい大磯砂利など、実用性だけでなく意匠性のあるものまでさまざまな種類があります。

駐車スペースやお庭、土留、犬走りという家の外壁周囲にある細い通路など、おおよそほとんどの外構に施工できるでしょう。
施工の流れとしては、このような流れが多いようです。

【施工手順】
① 雑草を抜く
② 整地する
③ 除草シートを敷く
④ 砂利を敷く

■砂利を敷いて後悔しやすいこと

砂利を敷いて後悔した、という人はどのような点に困っているのでしょうか。

・雑草が生えてくる
除草シートを敷くため、雑草は生えてこないだろうと思うのも無理はありませんが、実は根絶には至りません。
除草シートより上の砂利部分に雑草の種が落ちれば、そこから生えてきてしまうでしょう。
もちろん、砂利から生えているため普通の土から抜くよりも抜きやすいですが、生えてこない土間コンクリートと比べると手入れは大変です。
また、除草シートが安価だったり、シートの処理が甘かったりするとさらに雑草が生えやすくなるので、DIYや技術のない職人に任せるのはやめておいたほうがいいでしょう。

・落ち葉や花びらの掃除がしにくい
春や秋に発生する落ち葉や花びらは、地面に放置してしまうと見た目も悪いほか、虫の温床になってしまうことがあります。
平らな地面であればほうきでサッと掃けるかもしれませんが、砂利の上はでこぼこで隙間も多く、除去するのに手間取られるでしょう。
ブロワーという風圧によって落ち葉などを飛ばす器具もありますが、細かい砂利だと砂利自体が飛ばされることも懸念されるので、使いどころを選ぶかもしれません。

・歩きにくい
砂利は固められていないため、厚めに敷かれていると歩行が不安定に感じるかもしれません。
ヒールの高い靴や厚底の靴、草履などを履いているときは、とくに転倒に気をつける必要があるでしょう。
疲れていると足を取られて転倒しやすいので、場所によっては避けたほうがいいかもしれません。

・野良猫や小動物がフンをする
砂利の上に野良猫や小動物がフンをするという悩みも見られます。
フン対策として砂利を敷くことがネット上で紹介されていますが、ものによっては無駄に終わってしまう可能性が。
猫が歩くのを避けるような、角のある砂利であれば問題ないかもしれませんが、粒が細かかったり玉砂利だと被害を受けるでしょう。

・次第に少なくなる
砂利は固定されていないため、歩いたり風に運ばれたりすると排水溝や道路に逃げてしまい、次第に少なくなるでしょう。
そうなると、下に敷いた除草シートが露出してしまい、美観性や雑草の悪化につながりやすくなります。
少なくなったら足す必要があるので、費用もかかるでしょう。

■砂利のメリット

砂利には困った部分もありますが、メリットももちろんあります。

・不審者対策になる
砂利は歩くと音が鳴るので、強盗や空き巣を狙う人間には嫌われます。
とくに家の裏手などは死角なので、侵入経路として選ばれる傾向にありますが、そのような場所に砂利を敷いておくと事前に察知できるでしょう。

・水がしみ込むのでガーデニングには最適
砂利は水を通すため、お庭や植栽の一部として敷くことができます。
水はけがいいので水たまりができることもなく、カビやコケのほか夏場の蚊に悩まされることもないでしょう。

・土間コンクリートより安価
土間コンクリートは水勾配という緩やかな坂や排水設備を整える必要が出てくるため、時間や費用がかかりますが、砂利は入念な設計などを必要としないため安価です。
そのため、新築時などは費用の調整弁として使えることもあるでしょう。

・照り返しがない
土間コンクリートは夏場に照り返してしまうため、表面や周囲が高温になります。洗車やバーベキューなどの集まりでは、つらい環境になるかもしれません。
その点、砂利敷きだと照り返しがないことから、過ごしやすさとしてはコンクリートより上でしょう。ペットやお子さまの足も火傷から守れます。

■まとめ

砂利は安価なことから取り入れやすい建材ではありますが、数年後に後悔してしまう点がいくつかあります。
とくにメンテナンス面において時間を取られることが多いため、マメに手入れを行えるかどうかにかかっているといえるかもしれません。

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